今頃デビルマンを絶賛してみる
fm410です。
皆さん、大人になってから
深い!深すぎるよこれは!!
と、びっくりしたアニメや漫画ってありますよね?
子供のころには知らなかった(理解できなかった)部分を
大人になって知り驚愕する・・・。
僕は、ずっとデビルマンはTVアニメしか知りませんでした。
TVアニメを小さいころに見た記憶のある僕は
デビルマンは、単純に怪物を倒す正義のヒーローでした。
原作のデビルマンが名作だってことは聞いていましたが
なかなか原作を読む機会に恵まれなかったのです。
それで、文庫本になっているデビルマンを買って読みました。
もっと早く読んでおけばよかった!
やっぱり名作でした。
よくできてるわ。この話は・・・。
狼男やドラキュラ、鬼、河童などは、動物と人間が融合した姿。
デーモン(悪魔・怪物)は融合する能力を持っているのです。
しかしながら、いいデーモンもいます。
それは融合時、ごくまれに人間の精神力がデーモンを上回り、
人間の心をもったデーモン、すなわちデビルマン(悪魔人間)
になってしまうからなのです。
強力な力をもつデーモンに対抗するには自分自身が
デーモンになる必要があり、不動明(主人公)は苦悩の末
デーモンと融合しデビルマンになります。
デビルマンとなった主人公は、デーモンから人間を守るのですが
デビルマンとデーモンの違いを理解できない人間は、デビルマンを
見つけ出すために、魔女狩りを始め、人間を守ろうと立ち上がる
デビルマンや何の罪もない人も殺害しだします。
人間の心はどんどん汚くなっていく・・・
デビルマンは、人間は本当に守るべき価値があるののかと悩みます。
(深い・・・このテーマは深すぎる)
本当の悪魔は人間ではないのか?と悩むのです。
そして衝撃的なエンディングへ加速していくのです。
僕の買ったデビルマン文庫本は全5巻。
こんなにも深い内容なのに5冊しかないんです。
そこにもまたびっくりです。
まだ読んでないという方は是非!
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